『うつ病・いじめ予防』       

 ■ うつ病の症状は「自殺」です。

日本の年間自殺者数は平成21年には3万2345人に達しました。

その後、やや減少したものの 平成26年も2万7283人。

(平成27年2万4025人)

それは東京マラソンのスタート地点の人数に相当します。

 

想像されてみてください。

 

あの震災ですら平成26年3月末の時点で、

約18,502人(関連死・行方不明者を含む)です。

2013年の交通事故者数が 4,373人

(2015年は4,117人)

 

本人が自らの命を絶ったとしても、

家族がいきなり亡くなる事実は事故でも病気でも、

家族にとっては変わらない辛さです。

 

その自殺の原因の ほとんどが「うつ病」で、あるのではないかと言われています。

病院に通っていた事実がある方で3割ほどと言われていますが、

通わずに過ごしている方を数に入れたら相当数が心の病気からの自殺と

想定しても不思議はないでしょう。

 

風邪の症状がノドの痛み、咳、鼻水、熱であるならば、

うつ病の症状は「自殺」です。

 

死ぬつもりもなく命を絶ってしまう病気、

大切な人の命を守りましょう!

 

ストレスを軽減させてくれる「心の解放」

親身になって話を否定されず肯定感を持って聴いて貰え、

自分で答えを見つける事ができる「傾聴」

 

大切な人にこそ、

傾聴というカウンセリング技法によって

心を守って頂きたいと思うのです。

 ■ お子さんに、ご家庭でたった5分

 

人に迷惑を掛けず、健康でよく食べてよく眠りよく笑う。それだけで充分だったはずなのに・・

いつの間にか他人と比べて期待から多くを望んでしまいます。

「幸せになって欲しい。大人になって苦労しないでように」

 

生まれた時は『存在』だけで愛されてたはずなのに、いつの間にか「頑張らないと愛されない・・・」お子さんがそう思うのは何故でしょう。

 

お父さん お母さんが 頑張りすぎていませんか?

お互いの奥の気持ちに触れ合って、

お互いの奥の気持ちをゆっくり聴く。。

 

問題解決ではなく、今の思いをただ聴いて貰えたら、

本音を話しても否定される事がないとわかったら、

安心して「あのね・・・」と話してくれるようになります

 

傾聴からのコミュニケーションは、いち早くお子さんの抱える

問題に気が付いてあげられる大事な役割を担います。

  

※ いじめ防止対策推進法にもとずく学校側の対策のひとつに傾聴講座は推進されています。